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大阪で開催された「ツーリズムEXPO2023」を取材した、日本人海外旅行の回復の議論から活発な商談会まで
2023年10月26日~29日まで大阪で開催されたツーリズムEXPO2023。国内外から観光トップが集い、観光産業の完全復活に向けておこなわれたフォーラムや商談会の様子をレポート。
タビマエに旅程を決める訪日旅行者は8割、タビナカで欲しい情報はタイミングで変化、JTB総研らが意識調査
JTB総合研究所とCint Japanは、訪日旅行者の行動変化と持続可能な観光への意識調査を実施。訪日旅行者の約8割がタビマエに旅程をほぼ決定。旅行先でしたいことは欧米とアジアで違いも。
宿泊施設向け予約管理「らく通with」、「EX旅先予約」と「EX旅パック」と連携開始
JRシステムが提供する宿泊施設向けの旅行会社・予約サイト一元管理システム「らく通with」は、ジェイアール東海ツアーズが運営する「EX旅先予約」と「EX旅パック」の販売を開始。
JR九州、「免許返納おでかけきっぷ」を発売、自主返納した65歳以上が対象、設定区間内を1ヶ月間乗り放題に
JR九州は、運転免許証を自主返納した65歳以上を対象に「免許返納おでかけきっぷ」の発売を開始。福岡・北九州エリアの設定区間内において普通・快速列車に1ヶ月間乗り放題に。
国宝・松本城でプレミアムディナー、1名10万円、高級ホテル連合の協力で信州の食文化を世界に
長野県の老舗旅館「扉温泉 明神館」の扉ホールディングスが、松本城でディナーイベント開催。観光回復に資するイベントとして、ルレ・エ・シャトー厳選シェフによる信州の食材・食文化を用いた特別コース料理を提供。
福島県、「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」がひとつに、リフト連結で移動時間を7分に短縮
「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」が2023年12月、「星野リゾート ネコマ マウンテン」に。両スキー場の行き来には車で約1時間かかっていたが、リフト連結で約7分に短縮する。
大井川鐵道、昭和レトロな「客レ」列車を運行、機関車が牽引、車内販売も実施、昭和の日常を追体験
大井川鐡道は昭和前期に主流だった「普通客車列車」を期間限定で運行。懐かしい昭和の鉄道を追体験する機会を提供。
ホテル事業「聚楽(じゅらく)」、戦前の社内運動会・仮装大会の映像公開、従業員2000人参加
ホテル・レストラン事業の「聚楽」が、昭和の戦前に豊島園で開催した全従業員参加の運動会と仮装大会の映像を公開。
2023年版「世界の持続可能な観光地」100選、日本から10地域が選出、与論島や弟子屈町など
2023年10月、「世界の持続可能な観光地トップ100」が発表。日本からは星空ツーリズムの与論島など10地域が選ばれた。
ツーリズムEXPO2023開幕、大阪万博に向けて、世界に日本の観光をアピール、インバウンド商談会も同時開催
2023年10月26日、「ツーリズムEXPOジャパン(TEJ) 大阪・関西」が開幕。「未来に出会える旅の祭典」をテーマに、コロナ禍を経て多様化する観光産業の未来像を示す。
欧州観光委員会、CEO来日で日本市場の回復に期待、ツーリズムEXPOには11カ国の観光局が出展
欧州観光委員会(ETC)のエドゥアルド・サンタンデールCEOが来日。日本市場の現状認識と今後に向けた取り組み方針を説明した。「課題もあるが機会もある」として、日本で新たな市場の開拓に意欲。
京都市、混雑緩和への対策で、外国人の位置情報データを活用、「観光快適度マップ」に反映
京都市と京都市観光協会は、秋の混雑緩和に向けて「京都観光快適度マップ」に外国人の位置情報ビッグデータを反映。ライブカメラ映像に多言語によるテロップ表示を追加。
LINEヤフー、「紅葉スポット情報」を検索結果と地図サービスで提供、色づき状況を5段階表示
LINEヤフーは、検索と地図サービスで全国約700カ所の紅葉スポットの情報を確認できる機能を提供。色づき状況を5段階表示。新たに立ち寄りスポットとして「温泉を表示」「道の駅を表示」ボタンを追加。
ナビタイム、訪⽇外国⼈向けアプリで英字メディアの記事を配信、地域プロモーションの商材も共同販売
ナビタイム・ジャパンは、訪⽇外国⼈観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で、英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」の記事発信を開始。
ハワイ州観光局、新広告キャンペーンを開始、「行きたい気持ち」を行動に、動画・交通広告を展開
ハワイ州観光局(HTJ)は、新広告キャンペーン「旅、はじめるなら やっぱりHAWAIʻI」を開始。動画広告や交通広告で「行きたい気持ち」を行動までつなげていく。
航空連合スターアライアンス、仏パリの空港に新ラウンジ、シャルル・ド・ゴール空港内で2つ目
スターアライアンスがパリのシャルル・ド・ゴール空港に2つ目となるラウンジを新設。ターミナル1の10~38番ゲートから出発する上級クラスの乗客などが対象。
航空5社で「地域航空サービスアライアンス協議会」を設立、協業で安全運航や効率化
地域航空会社の天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューターと大手航空会社のANAおよびJALの5社は、「地域航空サービスアライアンス協議会(EAS Alliance)」を設立。
ライドシェア解禁のメリットと懸念点を整理した、議論を「地域の交通体系を再構築」する契機に【コラム】
急速に議論が進んできた「ライドシェア解禁」。そのメリットや実現に向けたハードルとは? 観光政策研究者の山田雄一氏が、海外での経験談も踏まえて考察したコラム。
欧州で導入検討中の新たな渡航承認プログラム、さらに開始が遅れる可能性、欧州観光委員会CEOが言及
欧州観光委員会(ETC)のエドゥアルド・サンタンデールCEOが欧州で導入が検討されている渡航承認プログラム「European Travel Information and Authorization System (ETIAS)」について説明。導入は遅れる可能性も。
来年始まる「観光税」導入に揺れるバリ島、最大の課題は交通混雑とゴミ処理
ロイター通信は、2024年2月14日から外国人旅行者に対して観光税を導入するバリ島の苦悩をレポート。最大の課題は交通問題とゴミ処理。観光税の導入で、他国に旅行者が流れるのではないかとの懸念も。