大丸松坂屋百貨店は大丸・東京店で、隣接する「シャングリラ ホテル東京」と共同で訪日外国人の超富裕層を対象とした高級時計の訪問販売サービスを開始する。 ※写真はシャングリラホテルの客室イメージ
今回のサービスは、同ホテルの宿泊客向けに店舗では普段販売しないブランド時計のプレミアム商品や数量限定品などを提案・販売するもの。ホテルのスイートルームほか52の客室に滞在する宿泊客に商品の案内書を渡し、宿泊客がホテルのコンシェルジュを通じて顧客の意向を大丸担当者に連絡。百貨店が商品を取り寄せた後、通訳・大丸の販売スタッフ・時計取引先担当者3名が客室を訪問して決済を行う流れ。
決済はクレジットカード(銀聯カードを含む)のみで行う前提となる。
大丸・東京店を訪れる訪日旅行者層は、団体客よりも個人でショッピングを行う人が多く、仕事で長期間滞在する富裕層が多いのが特徴。免税店の売り上げは前年比3.5倍にのぼり、なかでも中国圏からの売り上げシェアが約半数を占めるという。