ジョルダンは乗換案内サービスに、AI(人工知能)の機械学習技術を活用した列車の遅延時間予測機能を追加する。列車の遅延時間を予測する機能と連携することで、利用者の行動選択を支援する情報提供を目指しており、その有効性を検証する目的で、2016年7月19日~9月30日まで、関東地区の138路線を対象に実証実験を行なう。
富士通との協力によるもので、機能には富士通のAI適用エンジンを用いたクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」(SPATIOWL)から提供される情報を利用。ジョルダンの「ジョルダンライブ!」における鉄道運行に関する過去の投稿情報と、鉄道運行情報を学習させることで、精度の高い遅延情報の予測を可能とする。
利用アプリは「乗換案内アプリ」Android版で、情報配信対象路線は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を通る路線のうち、一部を除く138路線。