多言語音声対応の旅行ガイドアプリ「Pokke(ポッケ)」を運営するMEBUKU(メブク)社がこのほど、ベンチャーキャピタルのANRIやノーマディック社を引受先とする第三者割当増資を通じて、数千万円の資金調達を実施した。
同社のアプリ「Pokke」は日本語と英語で、観光スポットや見どころを地図や写真、動画を交えて紹介するもの。GPS連動機能によって、現地ツアーガイドに案内されているように、歩きながら現地の情報に触れることができる。すでに世界30都市・400以上のガイドコンテンツを配信中で、日本人の海外旅行や外国人の訪日旅行で利用されている。
同社では今回調達した資金をもとに、開発体制の強化やガイドコンテンツの拡充を実施する計画。また、タビナカで利用されるアプリという特徴を活かし、旅行会社や宿泊・民泊事業者、インバウンド関連事業者との連携も積極的に進める考え。