ナビタイムジャパンはスマホ向けの自転車専用ナビアプリ「自転車NAVITIME」で、ナショナルサイクルルートの検索を開始した。
ナショナルサイクルルートとは、日本の新たな観光価値の創造と地域創生を目的に、国がソフトとハード両面で一定水準を満たすルートを指定したもの。現在、「ビワイチ」(滋賀県)、「つくば霞ケ浦りんりんロード」(茨城県)、「しまなみ海道サイクリングロード」(広島県・愛媛県)、「トカプチ400」(北海道)、「太平洋岸自転車道」(千葉・神奈川・静岡・愛知・三重・和歌山)、「富山湾岸サイクリングコース」(富山県)の6ルートを、日本を代表するサイクルルートとして指定、国内外にピーアールしている。
今回、ナビタイムでは、同6ルートを自転車NAVITIMEの地図上に表示し、距離や標高などのルートの形状の確認を可能にした。また、サイクリングロード優先機能の検索対象にもナショナルサイクルルートを対応し、優先ルート検索も可能とした。
今後は、ナショナルサイクルルートの推奨モデルルートをサイクリングロードとして追加するほか、ウェブ版での表示も検討する。ナビタイムとしても、サイクルツーリズムを推進していく方針だ。