観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2024年9月の延べ宿泊者数は前年同月比3.6%増、2019年比10.9%増の5407万人泊となった。外国人が前年同月比18.3%増、2019年同月比44.4%増の1193万人泊と、コロナ禍前から大きく伸びている一方、日本人は前年同月比比0.1%増、2019年同月比4%増の4214万人泊だった。
客室稼働率は61.9%。前年同月比は2.2ポイント増、2019年同月比は1.5ポイント減だった。施設タイプ別では、旅館が38.2%、リゾートホテル57.3%、ビジネスホテル74.9%、シティホテル72.5%、簡易宿所29.7%。前年同月比はすべてプラスだったが、2019年同月比ではシティホテルが6.8%ポイント減と落ち込んだ。なお、2024年8月の客室稼働率は64%だった。