宿泊施設にリゾートバイトという形で人材派遣しているグッドマンサービス社は2024年12月、全国の観光と防災の二面性を持つ「防災観光地」を紹介するサイト「Evacuation Site seeing 防災観光地」を公開した。
能登半島地震から1年を迎えるなか、観光地としての魅力と、もしもの時の緊急避難場所となることの両面を知ってもらうことで、その地域を安心して訪れる環境づくりを進めたいとしている。サイトの言語は、日本語と英語。全国の宿泊施設にポスターも掲出する予定だ。
防災観光地の一例は、東日本大震災に伴う石巻復興のシンボル、石巻市複合文化施設(宮城県、マルホンまきあーとテラス)、三重県で津波災害から命を守る「安心」の塔として地域住民から親しまれている緊急避難の錦タワー、能登半島の最先端に建ち、津波避難場所に指定されている禄剛崎灯台台地(石川県)など。