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国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
JAL機の衝突事故、海外メディアは全員脱出を「まさに奇跡」と報じる、手荷物を持たず整然と脱出、客室乗務員の冷静な判断を称賛
ロイター通信は、2024年1月2日に発生したJAL516便と海上保安庁機MA722の衝突事故で、JAL機から全員が脱出できたことについて、「それは奇跡だった」と報じている。その要因として、誰も手荷物を持ち出さなかったこと、客室乗務員の冷静な判断と誘導を挙げた。
【年頭所感】日本航空(JAL)代表取締役社長 赤坂祐二氏 ―新たな挑戦と努力、ドローンや空飛ぶクルマなど次世代インフラ構築も
赤坂氏は、航空業界の二大課題であるカーボンニュートラルの実現と人的資本の最大化に取り組んでいることを紹介。JALグループの使命である安心・安全な社会とサステナブルな未来の実現に向け、ESG戦略を力強く推進するとしている。
【年頭所感】ジャルパック代表取締役社長 平井登氏 ―2024年は「変革の年」に、ブランド誕生60周年
平井氏は社会の価値観や環境が大きく変化していることに触れ、同社も新たな価値提供や領域に挑戦していることを説明。ブランド60周年となる2024年は「変革の年」とし、常に成長を続けていく意欲を述べた。
【年頭所感】ANAあきんど代表取締役社長 原雄三氏 ―ANAグループの航空セールスと地域創生をけん引
原氏は、2023年について人々の移動や活動がコロナ前に戻ってきたことを実感したと振り返るとともに、2024年は地域創生事業をさらに強化し、地域の発展、自社エアライングループの発展につなげると意気込んだ。
JAL、航空券の予約開始を360日前から可能に、国内線・国際線とも
JALが航空券の予約開始を360日前に変更。約1年前から、国内線、国際線とも旅行計画が可能に。
米国の年末年始、旅行者数は1億人以上の予測、11月感謝祭からの活況続く
AP通信によると、アメリカ自動車協会(AAA)は、年末年始には約1億1500万人の米国市民が車あるいは航空機で80キロ以上の距離を移動すると予測している。昨年よりも2%多い数。感謝祭以来、米国の旅行市場の活気は続いている。
JALグループのLCCジップエア、成田/バンクーバー線に新規就航、2024年3月13日から週3便、北米4路線目
JALグループのLCCジップエアは、2024年3月13日から成田/バンクーバー線に週3便で新規就航。北米のネットワークは4路線週22便に拡大する。
年末年始の世界の航空座席数、欧州域内で10%以上、米国は8%上回る見通し、リゾート路線が好調
航空分析シリウムによると、年末年始休暇期間(2023年12月22日~2024年1月2日)における航空座席数は、欧州域内で前年比10%以上、米国内で同8%増加する見込み。
体験予約ベルトラ、スカイマークとシステム連携、特設サイトでタビナカ商品を販売
ベルトラがスカイマークとシステム連携開始。販路拡大へ。
年末年始の航空予約、国際線は回復傾向、ANAはハワイ線の予約数が過去最多、JALは欧州路線で前年比34%増に
ANAとJALの2023年度年末年始期間(2023年12月28日~2024年1月3日)の予約状況によると、両社とも国際線は前年越えも2019年度比では66%ほどにとどまる。国内線は前年とほぼ並みで推移。
観光庁の2024年度予算が決定、前年度比1.6倍、デジタル活用高度化は6倍、地方インバウンド誘客1.7倍、ガストロノミー等の新規事業も
政府は、令和6年度(2024年度)の予算案を閣議決定した。観光庁の予算は前年度比1.64倍の503億1800万円。人手不足不対策では外国人材の活用に本腰。通訳ガイドの質の維持・向上も。インバウンド誘客でコンテンツストーリー化、ガストロノミーなど新規事業を展開。
世界で2023年に最も混雑した国際線、4位に関西/ソウル線、首位は米アトランタ空港、国内線は羽田/札幌線が2位にランクイン
航空データ分析のOAGによると、2023年に最も混雑した国際路線は、約490万席を提供したクアラルンプール/シンガポール線。4位は約420万席のソウル(仁川)/関西線、5位は約416万席のソウル(仁川)/成田線。最も混雑した空港の3位に羽田。
JAL、燃油サーチャージを値下げ、2024年2月〜3月、ハワイは2万8200円に微減
JALは、2024年2月~3月の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を値下げ。ハワイは現行の3万500円から2万8200円に微減。北米・欧州は4万3600円に。
航空機による出張の減少でCO2排出量も減少、企業のビデオ会議や鉄道利用への切り替え進む
航空機による出張の回復が遅れているため、世界の企業217社のほぼ半数が、2019年から2022年の間の出張で、二酸化炭素排出量を少なくとも50%削減した。ロイター通信がレポート。
岩谷技研、気球による宇宙遊覧へ、2人乗り実機での飛行訓練を開始、来夏の商業運航へ
宇宙遊覧を目指す岩谷技研は、2人乗り気球キャビン「T-10 EARTHER」の訓練飛行を開始。来夏にも商業運航を開始へ。成層圏(高度2万5000メートル)から青い地球を見下ろし、星空を間近で楽しむことを想定。
中部国際空港、手荷物受取ターンテーブルに食品サンプル、「名古屋めし」をアピール
中部国際空港(セントレア)は、岐阜県郡上八幡名産の「食品サンプル」を国内線手荷物受取場ターンテーブルで回す取り組みを開始。「名古屋めし」をアピール。
ANA、バーチャル旅行できる新アプリ、ANA経済圏への入り口に、コミュニティ形成や日常サービスも展開
ANA NEOは、バーチャル旅行アプリ「ANA GranWhale」をローンチ。バーチャル旅行空間「V-TRIP」やショッピング空間「Skyモール」を提供。マイルを貯める/使う環境も整えた。将来的には「Skyビレッジ」を構築し、ANA経済圏への入口を目指す。
2024年の世界の航空旅客数は史上最多の47億人と予測、総収益も過去最高か、国際航空運送協会が推計
国際航空運送協会 (IATA) は、航空会社の2024年の収益予測を発表。2024年は257億ドル(約3.7兆円)に増加。旅客数は過去最多の約47億人、総収益は前年比7.6%増の9640億ドル(約140兆円)と過去最高に。
関空、国際線に新たな出国エリアが開業、審査場の集約や新店舗オープンで利便性向上へ
関西エアポートが2023年12月5日、リノベーション工事中の関西国際空港第1ターミナルビルの新国際線出国エリアをオープン。
ニュージーランド政府観光局、旅の魅力を伝える動画公開、キヤノンとコラボで、長距離バスの旅を紹介
ニュージーランド政府観光局は、キヤノンマーケティングジャパンとニュージーランド航空とともに、ニュージーランドの旅の魅力を伝える動画を制作。Vlogカメラ「PowerShot V10」で長距離バスを活用した旅を撮影。