航空
国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
中国の宇宙企業、2028年までに宇宙旅行ビジネスを開始へ、1回チケットは約6450万円
中国の宇宙企業「CASスペース(中科宇航)」社が、2027年に宇宙旅行船を飛行し、翌2028年に地球と宇宙の境界に飛行する計画を発表。ロイター通信が報じた。
米国、2024年夏の航空旅客数は史上最多に、前年比6.3%増で2億7100万人の予測
米航空業界団体が、2024年夏の旅客数が前年比6.3%増の2億7100万人で過去最高となる予測を発表。1日当たりの便数は前年比5.6%(約1400便)増の2万6000便以上か。
米運輸省が義務化した、「航空券の合計金額が確認できる」新規則に対し、米航空各社が提訴、ジャンク手数料は年間5.5億ドル
ロイター通信によると、米国の航空業界団体とアメリカン航空ら大手航空会社が米運輸省(DOT)を提訴。航空料金の事前開示を義務付ける新たな規則を巡るもの。
成田空港の顔パス搭乗手続き、旅客のスマホで完結できるアプリ実証、オンラインチェックインから個人情報登録まで
ANA、JAL、NECの3社は、成田空港での顔認証搭乗手続き「Face Express」について、旅客自身のスマートフォンでどこでも実施できるモバイルアプリの実証実験を実施。ANAとJALのモバイルアプリと連携で。
KLMオランダ航空、客室乗務員のスニーカー着用を可能に、業務環境の向上とサステナビリティ推進
KLMオランダ航空は、客室乗務員の制服規定にスニーカーを採用する。業務環境の向上とともにサステナビリティの取り組みを推進。オランダ発のフットウェアブランド 公式モデルのほか私物も認める。
ハワイの旅行トレンドを現地商談会で取材した、夏以降の予約は増加傾向、節約はメリハリ、準備は計画的に
2024年4月、ハワイ・ホノルルで日本の旅行バイヤーと現地サプライヤーによる商談会「ジャパン・サミット2024」が開催された。徐々に需要が回復傾向、夏以降の需要増に期待がかかる。一方で、課題もあり、今後の動向が注目される。
JAL、需要回復で大幅な増収増益、インバウンド好調で国際旅客は1.5倍、LCCジップエアは2.3倍に ―2024年3月期
JALグループは、2024年3月期の連結業績を発表。コロナ後の需要回復で売上収益は前年比20.1%増の1兆6518億円を計上。2019年比でも19.2%増。純利益は前年比177.5%増、2019年比98.8%増の955億円と大幅な増収増益に。
パリ五輪の開会式当日は航空機の飛行を制限、地域上空で6時間、一方で空飛ぶクルマの有人テスト運用は実施
AP通信によると、2024年7月26日のパリ五輪開会式当日、パリ上空が6時間にわたって閉鎖される。一方で、電動空飛ぶクルマの有人試験運用も行われる予定。
欧州、航空会社の「見せかけだけの環境対策」に監視や強制措置、消費者が誤解を招く表現を排除へ
欧州委員会とEUの消費者保護協力(CPC)ネットワークは、航空会社20社に書簡。誤解を招く可能性のある環境保護施策に関する主張(グリーンクレーム)を特定し、その実例を報告するように求めた。
ANA、売上高大幅増で過去最高の営業利益、国際線旅客収入が過去最高、初めて国内線を上回る ー2024年3月期
ANAホールディングスは、2024年3月期決算を発表。売上高は前期を大幅に上回る2兆559億円。営業利益は過去最高の2079億円を計上。国際線旅客収入(7281億円)が、初めて国内線旅客収入(6449億円)を上回った。
米政府、航空便の欠航・遅延で「自動返金」を義務化、預け荷物や有料機内サービスにも適用
AP通信によると、米国政府は、航空会社に対して、大幅な欠航や遅延が生じた場合に自動的に払い戻しを行うことを義務付ける。国内線では少なくとも3時間、国際線では6時間と定める。
エアアジアの管理会社「キャピタルA」、フェルナンデスCEOが引退表明を撤回、再建計画を確実に進める
ロイター通信によると、経営再建中のキャピタルAのトニー・フェルナンデス氏は、引退表明から一転、CEOの職を5年間延長すると発表した。
ふるさと納税の体験型返礼品で伊丹空港ツアー、格納庫や乗務員の訓練施設を見学、寄付額は1人10万円
豊中市、池田市、伊丹市とJALが2024年度、各市のふるさと納税体験型返礼品として「大阪国際空港施設見学ツアー」を提供する。6月22日など全3回の予定。寄付金額はツアー参加1名あたり10万円。
米航空会社、2024年下半期は「記録的な売上高」の予想、法人需要が完全回復、第1四半期は各社が増収
ロイター通信によると、米国の航空会社の法人需要はコロナ前に完全回復。各社とも第1年四半期の法人旅行は大幅な増収。デルタは下半期は記録的な売上高と予想。アラスカ航空は通年業績予想を上方修正。
旅行をシームレスに完結するANAの「TaaS」構想とは? まとめて予約できるプラットフォームで航空を使わない旅へも拡大へ
ANA Xは、タビマエからタビアトまでアプリでシームレスに完結する旅のサービス「TaaSプラットフォーム」構想を明らかに。3月には宿泊施設予約の機能を拡充。今後、国内外レンタカー、国内アクティビティ、海外ホテルなどリリースし2026年度中の完成を目指す。
グーグル検索と地図で、環境に優しい移動手段を提示する新機能、鉄道やバスのルートを利用しやすく
グーグルは、Googleマップと検索で、より環境に優しい代替交通手段を探せる新しい機能を追加。車のルートの横に代替手段として公共交通機関や徒歩を表示。長距離鉄道路線の情報を検索できる検索機能を拡張。
ゴールデンウィーク2024の国際線予約、ANAはハワイ線が1.5倍で過去最多、JALは予約率72%
ANAとJALの2024年度ゴールデンウィーク期間(4月27日~5月6日)の国際線の予約数は、前年比10%前後の増加で、予約率は70%を超えた。ANAはハワイ線の予約数が同約1.5倍の1万5993人で過去最多。
AirX社、エンブラエル傘下の「空飛ぶクルマ」10機を確定発注、2027年までに国内サービス開始へ
AirXは、EVE Air Mobility(EVE)と、同社が開発する電動垂直離着陸機(eVTOL)の購買権に関するLOI契約を締結。最大10機を確定発注。2026年から2027年にかけて国内でのサービス開始を目指す。
世界の空港ランキング2024、総合1位はカタール・ドーハ空港、日本勢は4位に羽田、5位に成田、清潔さ分野のトップは羽田空港に
世界の航空格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)は、「世界トップ10空港2024」を発表。総合1位はカタール・ドーハ。羽田空港が4位、成田空港が5位に。清潔さトップは羽田で、アジアからは8空港がトップ10入り。
JAL、燃油サーチャージ値上げ、6~7月発券分で、欧米豪線は往復7万円
JALが2024年6~7月発券分の国際線燃油サーチャージを値上げ。片道でグアム線1万2000円、ハワイ線2万2500円、北米線3万5000円など。