不動産開発・販売の大京は、ホテル開発事業を展開することを発表した。増加する訪日外国人観光客を主なターゲットとし、日本全国の主要都市での事業化を計画。
すでに、札幌市、熊本市、福岡市での事業化を決定。182室~242室の客室規模で、札幌市では2020年6月、熊本市では2021年1月、福岡市では2021年9月の開業を予定する。 いずれも、都心部の地下鉄駅や市電駅から徒歩4分内の立地だ。大京では、開業地周辺の特色を生かし、地域活性化にもつなげるとしている。
なお、同社内でホテル開発事業を担うのは、2018年6月に発足したソリューション事業部。同事業部ではホテル開発事業以外にも、賃貸マンション開発事業、CRE戦略支援事業、オフィスビル開発事業などを推進。それぞれの事業用地の仕入れを進めており、毎期の売上高300億円を目標としている。