福岡・太宰府天満宮の近隣に高級古民家ホテルが開業へ、周辺施設と連携で消費拡大狙う

歴史的建造物の再生事業を手掛けるバリューマネジメントは2019年夏、福岡県の太宰府天満宮周辺に高級古民家ホテルを開業する。既存の古民家3軒を改修して宿泊室数9室の施設とするもの。

太宰府市は福岡有数の観光地であるにもかかわらず、太宰府天満宮周辺で宿泊施設や飲食店が不足。そのため日帰り客が多数を占め、平均滞在時間が約3時間にとどまっていた。同社は今回の取り組み業に合わせ、周辺施設と連携した早朝の境内案内や各種体験プラン、宿泊者限定グッズの開発などを検討。地域活性化と消費拡大につなげる。

新設ホテルは、合計9室に改修し、食事なしで2名4万4000円程度で提供する予定。既存の古民家のひとつである地元料理店「古香庵」には、改修後にフロントとレストランを併設。バリューマネジメントのほか、西日本鉄道、三井住友ファイナンス&リース、福岡銀行などによる共同経営となる。

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