クイーン・エリザベスなど豪華クルーズ客船を運航する英キュナード・ラインは、このほど、2024年1~10月の予約が前年同期と比較して7万3000件以上、23%増と、同社の過去最高記録を更新したと発表した。特に英国は同24%増、北米は同29%増で、世界的にクルーズ旅行が盛り上がりをみせているとしている。
また、予約の半数以上は英国以外の地域で、グローバルでは同22%増、キュナードを初めて利用する新規予約数も同49%増と好調だった。
キュナード社長 ケイティ・マカリスター氏は「(2024年5月にデビューした新造船)『クイーン・アン』の就航が成功の重要な要因。乗客数の増加をサポートし、リピーターだけでなく、新規のお客様の想像力をも刺激した」とコメント。クイーン・アンは、日本人にも知名度の高い客船「クイーン・エリザベス」の次なる客船といわれ、すでに同船を含む2026年夏冬、2027年冬のプログラムが発表されている。
なお、現在、同社はクイーン・メリー2、クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・アンの4隻を運航。今年4月に日本語版公式ウェブサイトもオープンし、直接予約を強化している。