ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」など飲食事業や「リッチモンドホテル」などホテルチェーン運営をおこなうロイヤルホールディングスと、世界58か国で560以上のラグジュアリーホテルやリゾート・ブランドレジデンスを展開するマイナー・ホテルズは、両社子会社が50%ずつ出資する合弁会社「ロイヤルマイナーホテルズ株式会社」を2025年3月に設立する。
今後、成長が期待される日本国内のラグジュアリーホテル市場への参入を目指し、2035年までに日本初進出となるホテルブランド「Anantara(アナンタラ)」「Avani(アヴァニ)」「Tivoli (チボリ)」の3ブランドで、合計21棟の開業を目指す。
ラグジュアリーブランドの「アナンタラ・ホテル&リゾート」は、タイ、アジア全域をはじめとした26か国で54軒、ミレニアル世代やZ世代の旅行者を対象とした現代的で機能的な「アヴァニ・ホテル&リゾート」は25カ国で43軒、欧州で拡大を続け、独自の個性を打ち出す「チボリ・ホテル&リゾート」は8カ国で21軒をそれぞれ展開している。
マイナー・ホテルズは、世界最大の独立系ホテルブランドアライアンスである「Global Hotel Alliance」のメンバー。約3000万人の会員を持つ「GHA DISCOVERY」ロイヤリティプログラムにも参加している。
両社は、サラダバー&グリルレストラン「シズラー」ブランドの日本でのフランチャイズ契約・店舗運営などで協力関係を築いてきた。