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観光庁は、旅行・観光消費動向調査2024年年間値及び2024年10~12月期(速報)の調査結果を取りまとめた。
それによると、2024年の国内旅行消費額は前年比14.6%増の25兆1175億円(2019年比14.5%増)となり、過去最高値を記録。観光立国推進基本計画における国内旅行消費額の2025年目標(22兆円)を達成した。内訳は、宿泊旅行が同14.2%増の20兆3189億円(同18.4%増)、日帰り旅行が同16.6%増の4兆7986億円(同0.5%増)。
報道資料よりまた、日本人国内延べ旅行者数は、同8.4%増の5億3925万人(同8.2%減)。このうち、宿泊旅行が同4.2%増の2億9305万人(同6.0%減)、日帰り旅行が同13.9%増の2億4619万人(同10.6%減)。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、同5.8%増の4万6579円(同24.7%増)となり、過去最高。そのうち、宿泊旅行が同5.8%増の6万9336円(同9.6%増)、日帰り旅行が同2.4%増の1万9491円(同12.4%増)。
10月~12月期、旅行単価は四半期で過去最高
2024年10~12月期については、国内旅行消費額は同14.1%増の6兆4366億円(2019年比27.9%増)。内訳は、宿泊旅行が同15.3%増の5兆3076億円(同35.4%増)、日帰り旅行が同8.4%増の1兆1290億円(同1.6%増)。
旅行単価は、同9.1%増の5万680円(同33.8%増)。そのうち、宿泊旅行が同11.0%増の7万4807円(同31.4%増)、日帰り旅行が同3.0%増の2万141円(同16.0%増)となった。