
観光庁は、「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」について、17件の取り組みを採択した。この事業は、能登半島地震および豪雨で被害を受けた観光地全体の復興のために、自治体、関係団体や個別事業者が一体となった復旧・復興計画の作成、復旧後の誘客促進を図るためのコンテンツ造成などを、専門家の派遣などを通じて支援するもの。
採択された取り組みのうち16件が石川県。「食を通じた高付加価値型の里山里海体験コンテンツによる『石川型スローツーリズム』の再生(案)」「和倉温泉観光再生推進支援事業 ~能登の里山里海をめぐるちからに~」「輪島市内仮設拠点での復興輪島朝市と出張輪島朝市による対外プロモーションとの連動による共感ツ-リズムの造成」などが決まった。残り1件は富山県の「『氷見線で巡る、復興応援と観光再生の旅』造成によるリバイバルプラン」。