調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
2014年ゴールデンウィーク、国内・海外ともに減少、総旅行人数は2243万6000人に
JTBは、2014年のゴールデンウィーク(GW)期間中の旅行動向の見通しをまとめた。総旅行人数は2243万6000人、海外旅行が昨年比11.4%減の47万4000人、国内旅行は3.6%減の2196万2000人と予測。
2014年夏のボーナス予想、1人あたり約36万3300円で1.1%増見込む
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、このほど2014年夏のボーナスに関する調査レポートを発表。2014年の1人当たり平均支給額は36万3300円(前年比+1.1%)と2年連続で増加。伸び率は2000年代半ば頃と同程度に。
JAL、2月実績は国際線が前年並み、国内線は13年度初の前年割れ
日本航空/JAL(JL)の2014年2月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比0.4%増の59万7213人。有効座席キロは減少したが、有償旅客キロは上回り、利用率は77.8%に改善した。
ANA、2月実績は内際とも微増、北米・ホノルル方面の好調続く
全日空/ANA(NH)が発表した2014年2月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比2.9%増の47万4625人。供給量が増加した北米・ホノルル方面の好調続く。
東北六魂祭、観光の経済効果は総額約37億円、今年は5月に山形市で開催
2013年の東北六魂祭で観光客が福島市に及ぼした経済効果は総額約37億円と推計。今年は5月に山形で開催される。
2013年訪日旅行者の消費総額は1.4兆円、パッケージツアー参加者は約3割
2013年の訪日外国人旅行消費額は前年比30.6%増の1.4兆円と大幅に増加。1人あたりの旅行支出額は5.3%増の13.6万円で、中国が11.7%増の20.9万円。
スポーツをするための旅行経験者は4人に1人、男性に多い傾向
JTBの調査で、過去3年間にスポーツ実施を目的とした旅行(1泊以上)をした人は約4人に1人との結果に。トップ3はスキー(34.9%)、登山(22.7%)、ゴルフ(21.0%)で、男性シニアが多い。
ブランド価値ランキング、上昇率でANAが4位にランクイン
日経BPコンサルティングのブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2014」で、LINEが一般消費者によるブランド評価順位(BtoC)の上昇ランキング1位に。その他SNSは大きく順位を落した。
就職企業人気ランキング、文系でJTBが7年連続1位、上位4位まで旅行関連が占める
マイナビの2015年卒大学生就職企業人気ランキングで、JTBグループが7年連続で文系の総合ランキング1位に。2位以下はANA、HIS、JAL続き、上位5位以内に旅行会社と航空会社が2社ずつ入った。
クルマ購入では「伝統的な広告」が優位、SNSなど消費者主導型コンテンツは影響力低く
カンター・ジャパンが新車購入を検討する消費者の行動を調査したところ、テレビや新聞広告などの伝統的な広告を「信頼する情報源」とした回答は約6割。消費者主導型のオンラインコンテンツは7%と少なかった。
ゴールデンウィークの国内旅行、人気ランキング1位は東京、航空利用の長距離が人気
JATAの会員会社への調査によると、2014年のゴールデンウィーク(GW)の国内旅行・人気方面の1位は「東京」。2位には僅差で「沖縄」が入った。4日間の休日期間があるため、長距離方面が人気。
女子のおケイコ、自己投資から趣味・プライベート充実に変化
情報誌「ケイコとマナブ」が実施した調査で、F1層の習い事の目的が“仕事・将来のための自己投資”から“プライベート充実”へと、変化していることが判明。景気改善で“ゆとり”生じたと分析。
高齢者へのサービスは世界的に不足感、日本は平均下回る
ニールセンの「高齢化に関するグローバル調査」で、高齢者に対する商品・サービスが不足している現状が判明。広告や商品ラベルに見にくさを感じており、サービス利用が難しいと指摘している。
九州・沖縄地区のホテル売上ランキング、1位は5年連続でザ・テラスホテルズ
帝国データバンク(TDB)によると2012年度の九州・沖縄地区のホテル・旅館経営企業の業績は2年連続で増加。売上高1位はザ・ブセナテラスホテル。回復基調も価格競争や宴会・婚礼部門の需要減少の影響もある。
海外旅行の業況感が悪化、3か月後は回復見込む -JATA旅行市場動向調査(1)
日本旅行業協会(JATA)の旅行市場動向調査(2014年3月期)で、2014年1月~3月の海外旅行全般の業況感は-26と悪化し、回復傾向に歯止めがかかった。ただし、3ヶ月後は-16で改善を見込む。
国内旅行の業況感はプラス維持、増税や訪日競合に懸念も -JATA旅行市場動向調査(2)
日本旅行業協会(JATA)によると、2014年1月~3月の国内旅行の業況感は+6となり、前回の見通しよりはプラスを維持した。3ヶ月後は横ばいの見通し。増税や訪日との競合の影響を懸念する声も。
世界のスマホ出荷台数は4割増の10.8億台、タブレットは7割増に
矢野経済研究所によると、2013年のスマートフォンの世界出荷台数は4割増の10億台を突破。新興国のインフラ整備が進み、で高水準で推移した。タブレットは7割増の2.2億台。
ハワイ、1月の日本人訪問者数は7%増の12.6万人、消費額は減少
ハワイの2014年1月の日本人渡航者数は前年比7%増の12.6万人でプラス成長となった。ただし、消費額ベースでは減少。他市場も同様に消費額の縮小傾向にあり、ハワイでは第2四半期にかけて続くと予想している。
増税後でも節約したくないもの、首位「国内旅行」37%、3位「海外旅行」26% ― JTB総研調べ
企業業績の改善やベースアップの報道がされるなか、JTB総合研究所の調査で、所得の上昇分の使途は1位の「貯金」、2位に「旅行」がランクイン。増税後は頻度を落としても質を維持したい傾向に。
百貨店売上、4か月連続でプラス、訪日外国人の売上げは8割増で活況続く
日本百貨店協会が発表した2014年2月の全国百貨店売上高概況によると、売上高総額は前年比3.0%増の約4430億円で4か月連続のプラス。消費税率引上げ前の駆け込み需要などで。