調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
京都市のホテル客室単価が前年比4割増に上昇、外国人宿泊数がコロナ前を大幅超え、旅館への宿泊も増加 —2023年5月
2023年5月の市内110ホテルの客室稼働率が、前月からは2.3ポイント減、前年同月から27.4ポイント増の78.8%。平均客室単価は1万9326円。前年同月比では37.5%増、2019年同月比でも11.6%増に。旅館の外国人宿泊比率は10.2%と2か月連続で2019年の水準を上回った。
夏休み旅行動向2023、海外旅行は120万人見込み、昨年の2倍、2019年比4割、国内旅行者数はコロナ前の水準に ―JTB調査
JTBの推計によると、今夏の国内旅行者数は7250万人、旅行消費額は2.9兆円に。海外旅行は120万人でコロナ前の4割まで回復。
ホテルのクチコミ評価、旅先テレワークの普及で「Wi-Fi環境」が大きく影響、「料金」にもシビア
2023年第1四半期のクチコミが宿泊施設に与えた影響は?好影響を与えたトップ3は、ホテル、サービス、料理の順。一方、Wi-Fi、料金、客室に関する内容のクチコミは、全体のスコアに悪影響を与えた。
世界の最新の消費者動向、日本の「ブランドより価格優先」は世界平均以上で49%
コンサルティング大手EY社が、最新の消費者動向調査「第12回 EY Future Consumer Index」を発表。日本を含め世界では「価格優先」の消費者の割合が上昇。「健康優先」は価格に次ぐ2番目に大きな消費者セグメントに。
若年層の「サステナブル観光」への意識、意義を知ることで意欲向上、「責任ある旅行者」にも共感高く
国際機関日本アセアンセンターの若年層を対象とした持続可能な観光に関する調査報告書。ASEAN加盟10カ国への旅行経験や今後の旅行意欲、サステナブルツーリズムに対する意識とは。
全国のDMO・自治体が狙うインバウンド市場、トップは「台湾」、今後は「消費額」「長期滞在」を重視
じゃらんリサーチセンターは、全国DMO・自治体が狙う訪日市場を調査。トップ3は台湾、米国、オーストラリア。今後のターゲット設定で重視するのは長期滞在や消費額。
インバウンド宿泊客数、2019年比で8%減まで改善、日本人は伸び悩み、稼働率が大幅改善 ―宿泊旅行統計(2023年5月・速報)
2023年5月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、2019年同月比で2.5%減の5012万人泊。外国人は897万人泊で、2019年同月比で7.8%減と回復。客室稼働率は56.5%。
沖縄県への観光客数、2023年6月以降は国内客がコロナ前に回復も、インバウンドは国際線再開の遅れで低迷続く予測
沖縄県への2023年5月の入域観光客数は2019年同月比77.3%の64万5300人。海外は同26.1%と低迷。6月以降は、国内はほぼコロナ前に回復、海外は国際線再開の遅れやクルーズ寄港の減少で低迷が続く見込み。
中国/欧州の航空路線で再開進む、中国側の航空会社シェアが拡大、欧州側ではロシア上空飛行禁止も影響
航空データ分析のOAGによると、今夏の欧州では24都市で中国線の運航が再開。中国/欧州線の中国航空会社のシェアは2019年の61%から72%に拡大。中国の航空会社はロシア上空の飛行が禁止されていないことも理由に。
世界で使われている観光地域診断ツール「D-NEXT」とは? 地域診断ツール開発会社トップに聞いてみた
観光地域コンサルティング事業を展開するMMGY Next Factor社長のウイメット氏に、DMOの世界のトレンドと今求められていることを聞いてみた。
日本の観光分野のGDP貢献度、2023年は41兆円でシェア6.8%に、雇用は560万人、世界旅行ツーリズム協議会が予測
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、2023年の日本の旅行観光分野のGDP貢献度は2885億ドル(約41.3兆円)と予測。2033年までに3534億ドル(約50.5兆円)に拡大すると見込む。2023年を通じて旅行観光分野では新たに約47万人の雇用が創出され、計560万人に。
中国・端午節3連休の旅行者数、2019年比13%増の1億人に、観光収入も95%まで回復、シートリップの航空券予約は2倍
ロイター通信によると、2023年6月22日~24日の端午節連休の中国人旅行者数が前年比32.3%増の推定1億600万人万に。2019年比でも12.8%増。
世界の旅行者が選ぶタビナカ体験のランキング2023、日本のトップは「東京自転車ツアー」、ガイドツアーが人気
トリップアドバイザーが旅行者が選ぶ世界のベスト アクティビティを発表。クチコミと評価をもとに体験、観光スポットといった部門別に人気アクティビティを選出。
エクスペディア、人気海外旅行先トップ10にパリ、ロサンゼルス、長期滞在用の設備に関心高く
エクスペディアが「2023年夏の海外旅行トレンド」を発表。夏の海外旅行の検索数2022年と比べて2倍以上。人気海外旅行先トップはソウルだが、パリ、ロサンゼルス、ロンドンなど遠方もランクインした。
世界のホテル宿泊料金が上昇、ライフスタイル系が市場を牽引、トップは東京で1泊平均4万円超え
FCMコンサルティングによると、2023年第1四半期の世界のホテル稼働率は2019年同期比4ポイント減の60.5%まで回復。世界的にライフスタイル・ホテルの需要が後押し。世界で最も高い宿泊料金は東京の1泊294ドル。
カナダの「高付加価値旅行者」誘客への取り組みを現地で取材してきた、「先住民観光」に新たな認証制度で品質担保も
カナダ観光局は、パンデミックを経て、高付加価値旅行者(High-value guests)を誘客する戦略を強化。現地旅行商談会で、その取り組みを探った。観光局CEOへのインタビュー、先住民観光協会の認定プログラムや各州・準州が推奨するコンテンツも取材した。
アセアン新興富裕層の意識、消費は高い機能性を追求、「家族のため」を重視、博報堂が調査
博報堂生活総合研究所アセアンが中間層の中でも上位に該当する生活者を新興富裕層と定義づけ、消費、メディア行動などを調査分析した。
【図解】訪日外国人数、5月は190万人、中国市場は5位、コロナ前超えが8市場に -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は190万人。
【図解】日本人出国者数、5月は68万人、2019年の半数、国際便は7割まで回復 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年5月の日本人出国者数(推計値)は68万人。
格付け会社の航空会社ランキング2023、総合1位はシンガポール航空、ANAは3位、JALは5位にランクアップ
SKYTRAX社が、2023年の航空会社ランキングを発表。総合ランキングのトップはシンガポール航空。ANAは3位、JALは5位にランクアップ。「機内清潔度」ランキングでは、ANAが昨年に続きトップに。ベストエコノミークラスはJALが1位に。