訪日インバウンド
訪日インバウンドに関連する最新情報をお届けします。
観光立国実現に向けたアクション・プログラム改定、6つの柱をポイントに
2020年に訪日2000万人を目指す「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」が取りまとめられた。6つの柱をポイントに、特に東京五輪を見据えた観光振興で、幅広い新規策が盛り込まれた。
訪日ビザ、インドネシアなど4か国で大幅緩和、クルーズ“船舶観光上陸許可制度”創設も
第4回観光立国推進閣僚会議で訪日ビザ要件が緩和され、インドネシアの訪日ビザの免除やフィリピン、ベトナムでの大幅緩和が決定した。夏にはインド向けの数次ビザの発給も開始となる。
関西国際空港、外国人客増加で公式Facebookの英語版をオープン
関西国際空港が増加する外国人旅客数に向けた英語版の公式Facebookページをオープン。空港情報のほか、地域の観光団体と協力して関西の観光情報等も発信。
JAL、NTT東日本と訪日客向け無料WiFiサービスで提携
JALとNTT東日本は、訪日外国人旅行者向けの無料WiFiサービスで連携。6月下旬から、JAL海外地区ホームページでNTT東日本の公衆無線LANアクセスポイントのIDとパスワードを提供する。
JR東日本、成田エクスプレスを河口湖まで直通運転、夏期の土休日に
JR東日本は夏期限定で、成田エクスプレスを富士急行線河口湖まで延長運転することを決定。運転日は2014年7月26日~9月28日の土休日で、対象は成田エクスプレス10号と41号。
旅行の国際収支が44年ぶり黒字、現状ペースで2015年に暦年で黒字も
財務省が発表した2014年4月中の国際収支状況(速報)で、旅行収支が177億円の黒字となったことが判明。4月の訪日外国人旅行者と出国日本人が人数ベースで逆転。旅行の国際収支黒字は約44年ぶり。
中国の旅行会社が求める訪日プロモーションは「日本の認知向上」と「視察の招請」
日本政府観光局(JNTO)が実施した中国旅行会社に対するアンケート調査で、訪日旅行の促進で期待する事業施策は、消費者向けは「日本の広告宣伝」、旅行会社向けは「視察の招請」が1位となった。
外国人クチコミで人気のレストランは焼き肉・寿司・ラーメン -トリップアドバイザー
トリップアドバイザー上に2013年4月から2014年3月の1年間に投稿された外国語の口コミ評価をもとにした「外国人に人気の日本のレストラン2014」によると、第1位は大阪の「松坂牛焼肉M法善寺横丁店」が獲得した。
観光庁、サッカーW杯で訪日旅行アピール、クールジャパンと連携
観光庁はサッカーワールドカップ・ブラジル大会にあわせ、官民一体で運営する「JAPAN OMOTENASHI PAVILION」に参加し、訪日旅行促進のピーアール活動を行なう。
観光白書2014年版を公開、訪日1000万人達成と2020年東京五輪を重点に ―観光庁
政府は2014年6月10日に平成26年(2014年)版観光白書を閣議決定。1000万人を達成した2013年のインバウンドの成功要因と観光動向を記載し、2020年の東京五輪に向けた施策を推進していく。
熊本県、「くまモン」商品の海外販売を解禁、届出の受付を開始
熊本県は、原則禁止している「くまモン」のイラスト付き商品の海外販売を6月から解禁。熊本県産品の海外での販路拡大等を促進するため。
JAL、北海道キャンペーンを海外でも展開、多言語ホームページを作成
日本航空/JAL(JL)は日本で展開する北海道キャンペーンを、海外地区のJALホームページを通し、海外向けに多言語展開する。英語、韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字でモバイルとPC用のサイトを作成。
JNTO、次世代リーダー育成の国際サミット誘致を支援、3都市と競合
JNTOは2016年10月に開催予定の「The 2016 One Young World Summit」の神戸開催に向け、誘致活動を支援。現役指導者と次世代リーダーが集う1300名規模の会議で、香港、バンコクなども立候補。
海外の旅行会社向けの飲食店手配サイト「Tour Meal Tokyo」がオープン
旅行会社専用の飲食店検索・予約サイト「団タメ!」を運営するボーダレスシティは、2014年6月3日から海外の旅行会社向けの飲食店手配サービス「Tour Meal Tokyo」を開始した。
JALUX、訪日外国人向けのAR機能スマホアプリを提供、山形の国際会議参加者に
JALUXは6月4日~7日まで、山形での国際会議参加者向けAR機能付きのスマートフォン用公式ガイドアプリを提供する。海外からの参加者も多いことから英語表示にも対応。
JR東日本とJAL、台湾の旅行会社を共同運営、アジアの訪日旅行者獲得へ
JR東日本と日本航空は、訪日外国人旅行者の拡大に向けて台湾の旅行会社を共同運営していく。びゅうトラベルサービスが、ジャルパック子会社の台湾の旅行会社「創造旅行社股口有限公司」(CTT)の株式取得で。
訪日外国人の旅行消費額、初の4000億円超え、中国人客は1人当たり2割増に
観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、2014年1月~3月の訪日外国人の旅行消費額は、前年比48.5%増の4298億円となった。1四半期で4000億円を超えたのは調査開始以来、初めて。
サービス業の約半数が英語が話せずに困った経験あり、語学力向上で外国人を「語もてなし」
リクルートライフスタイルのスクール情報誌「ケイコとマナブ」は、語学力をアップし訪日外国人をもてなす動きを「語もてなし」とし、専用ページを開設。2014年のトレンドの一つとして取り上げた。
中国人の海外旅行先、人気1位は韓国、日本は6割台に回復
JNTOの中国旅行会社に対するアンケート調査で、2014年に人気になると予想する海外旅行先の1位は韓国、2位はビーチリゾート。日本は個人旅行、団体旅行とも4位だが、昨年より大幅に回復。
成田空港、初のハラール認証レストランが登場、ムスリム観光客向けサービスを拡充策で
成田空港は、訪日観光客の受入れを強化する策として、大幅な増加が見込まれるムスリム(イスラム教徒)観光客を対象にしたサービスを拡充。初のハラール認証レストランや礼拝堂を拡充で。