DMO・観光局
国内外のDMOや観光機関に関連する最新情報をお届けします。
京都市内ホテルの稼働率77%、コロナ禍以後、初めて2019年越え、外国人比率は48%、春節効果は限定的か —2023年12月
2023年12月の京都市内110ホテルの客室稼働率は76.7%。2019年同月比では0.6ポイント増となり、コロナ禍以後初めて2019年同月を上回った。総延べ宿泊者数に占める外国人比率は47.7%に。
ヨーロッパ観光委員会、日本市場での活動を本格化、早期の回復に向けて、ガストロノミーや鉄道旅行でサステナブル観光を訴求
ヨーロッパ観光委員会(ETC)は、日本での活動を本格化。今年12月には、ETC日本支部は各国観光局とともに旅行会社向けの商談会を開催する予定。サステナビリティへの取り組みとして、旅行シーズンの分散化や鉄道旅行などを促進していく。
エア・カナダ、旅行モニターが制作した動画で投票キャンペーン、カナダ旅行の需要喚起
エア・カナダが1月22日~2月16日、「カナダ・トリップムービー」投票キャンペーンを実施している。モニターの旅行動画を公開し、一般投票を募ることで旅行需要喚起を図る。
オーストリア政府観光局、日本事務所50周年で記念ロゴ、観光大使のHYDEさんの活動も本格化へ
オーストリア政府観光局は、2024年に日本事務所が開設50周年を迎えるにあたり、記念ロゴを作成。ロゴを核として、旅行会社へのインセンティブ提供や50周年記念コンテンツ制作などの記念事業を幅広く展開。
北海道観光振興機構、「旅先納税」導入で周遊観光を促進、札幌市など11市町村で、その場で使える共通商品券
北海道観光振興機構(HTO)は、さっぽろ連携中枢都市圏内の11市町村でギフティのデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム」を採用し、共通返礼品として電子商品券「さっぽろ圏e旅ギフト」を発行開始。広域DMOの採用は「海の京都」に次いで2件目。
米ケンタッキー州で、宇宙人向けに観光プロモーション、40光年離れた惑星にメッセージ送信、連邦航空局も承認
AP通信は、ケンタッキー州レキシントンの観光局が地球外旅行者を誘致するプロモーションについてレポート。ピットマップ画像を含めたメッセージを40光年離れた惑星に送信。名産のバーボンや牧場の紹介も。
日本政府観光局、インバウンドで地方誘客を強化、アジア市場ではOTAとの共同広告、「万博+観光」ではサステナブル観光を訴求
日本政府観光局(JNTO)は、訪日外国人客の地方誘客の施策をさらに強化。アジア市場ではライトリピーターをターゲットに、OTAと連携した取り組みを展開。「万博+観光」の推進では日本各地のサステナブル・ツーリズムと連動する。
英国政府観光庁、英国全土で大規模な視察研修旅行、日本のバイヤーには湖水地方を紹介
英国政府観光庁は、旗艦イベント「ショーケース・ブリテン2024」の一環として、120名以上のバイヤーを迎え、英国全土で視察研修旅行を開催する。日本のバイヤーは湖水地方中心に視察する予定。
福井県観光連盟が推進する「観光データのオープン化」、現状を誰でも見えるカタチに、その取り組みを責任者に聞いてきた
2024年3月16日の北陸新幹線延伸は福井県の観光にとって「100年に1度の好機」。消費額拡大を目指して、福井県観光連盟は、地元企業とコンソーシアムを形成し、観光DXの実証を進めている。そのキーワードは「オープン」。観光の見える化は、どのような効果を生み出しているのか。
トキエアの新線就航で佐渡島めぐるツアー販売、北海道からの交流人口の拡大へ、5者連携の地域連携プロジェクト
トキエア、佐渡汽船、エアトリ、佐渡観光交流機構らは、トキエアの新潟/札幌(丘珠)線の就航に合わせて、札幌から新潟空港経由で佐渡島を訪れるパッケージツアー「ぶら佐渡&新潟ツアー」を販売。
ニューヨーク市への海外旅行者数、2023年は15%増の1080万人、2019年比レベルにあと一歩
2023年のニューヨーク市への旅行者数が6180万人に達する見込み。2019年比では93%まで回復。海外旅行者数は同14.9%増の1080万人になるものの、アジア太平洋の回復ペースは鈍い状況が続く。
観光庁、DMOの機能強化へ有識者会議を初開催、登録要件の見直しや人材・機能の明確化など論点に
観光庁は、第1回「観光地域づくり法人の機能強化に関する有識者会議」を開催。インバウンド地方誘客を支えるDMOの早期育成、全DMOに求める機能の明確化、世界的なDMOの形成促進を、今後の議論の方向性として整理。
タイ国政府観光庁、日本人向けにキャンペーン、タイ初旅行者などを対象にスパ1時間無料など4つの特典
タイ国政府観光庁(TAT)は、2024年5月15日まで「今からタイへ」キャンペーンを実施。初めてパスポートを取得して初めてタイへ渡航する人、またはパスポートを更新しタイへ渡航する人に特典。
グアム政府観光局、誘客キャンペーンで特典提供、30ドル分の電子クーポンも
グアム政府観光局は、グアム旅行を促進する「GOGO! GUAM Håfa Adai キャンペーン2024」を実施する。現地で特典や割引サービスが受けられるほか、指定旅行会社からの先着予約で30ドル分の電子クーポンを提供。
【図解】日本人出国者数、2023年は962万人、2019年比の半数に届かず(直近10年の推移グラフ付き)
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年通年の日本人出国者数(推計値)は962万人。
【図解】訪日外国人数、2023年は年間2500万人を突破、コロナ前の8割、12月は単月でコロナ後最多に(直近10年の推移グラフ付き)
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年の訪日外国人旅行者数(推計値)は2506万人。年間でコロナ前の約8割に回復。
タイ国政府観光庁、海外からの旅行者に「安全な旅」を支援、観光警察やタクシー配車アプリと連携
タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ観光警察局やGrabなどの民間企業とともに、外国人観光客の安全な旅を支援するオンラインコミュニケーションキャンペーン「Thais Always Care」を展開。
静岡県・するが企画観光局、茶農家やカフェなど24店舗が、お茶とスイーツで独自メニューを提供するプロジェクト
するが企画観光局は、2種類以上の静岡茶とスイーツを組み合わせたアフタヌーンティ「するがヌーン茶」プロジェクトを開始。茶農家、製茶問屋、カフェなど24店舗が独自に開発したメニューを提供する。
神戸観光局、Jリーグ「ヴィッセル神戸」のスタジアムツアー、選手が乗車するチームバスを使用
神戸観光局は、日本ツアーサービスと協働し、2024年1月28日に「ヴィッセル神戸GoToスタジアムバスツアー」を実施。ノエビアスタジアム神戸の裏側や異国情緒あふれるスポットを巡る。
京都市内ホテルの稼働率が85%越え、外国人比率は3ヶ月連続で2019年上回る、1位は米国 —2023年11月
2023年11月の京都市内112ホテルの客室稼働率が85.5%。外国人延べ宿泊数は前月比6.3%減の46万8871泊で総延べ宿泊者数に占める外国人比率は51.5%に。旅館27施設における稼働率は77.9%となり、前月から5.2ポイント増に。