調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
【図解】日本人出国者数、2015年9月は0.3%増の152.6万人に、16か月ぶりのプラス
日本政府観光局(JNTO)によると、2015年9月の日本人出国者数(推計値)は、前年比0.3%増の152万6000人。16カ月連続でマイナスが続いてきたが、ようやくプラスに転じた。
一人暮らし世帯の消費支出は月間約17万円、50代と70代の携帯電話料が5年前比で6割増に ―総務省
総務省統計局が、2014年の全国消費実態調査(単身世帯)の結果概要を発表。それによると、一人暮らし世帯の消費支出平均は月間16万545円。性別や世代に応じて異なる消費傾向も明らかに。
国慶節の大型連休で京都市内の中国人宿泊者数が7割増に、消費額は6割増
京都文化交流コンベンショビューローは、2015年の中国・国慶節休暇(2015年10月1~7日)中に京都を訪れた中国人旅行者の動向を発表。京都市内ホテルのうち73%が昨年同時期よりも宿泊増に。
観光活性化の住民意欲を都道府県別で分析、1位は岩手県、5位に島根県 -JTB調査
JTBは、住民の観光活性化意欲を可視化し、都道府県別の結果を発表。1位は岩手県だが、観光誘引力とのクロス分析の結果、外に対する魅力アピールが課題だと判明。東京都や大阪府は住民の観光意欲向上が課題に。
【図解】旅行会社トップ5社の比較8月(速報)、外国人旅行は楽天が倍増、国内旅行は阪急が4ヶ月連続減 ―観光庁
観光庁が主要旅行業者49社の旅行取扱状況速報(2015年8月分)を発表。総取扱額は7131億5240万円で前年比増減0%。外国人旅行では楽天が前年比倍増以上に。
60代の約9割「シニアとよばれたくない」、中高年層が「新しい大人層」に ―博報堂
博報堂の40代から60代対象の意識調査で、60代の約9割が「シニアと呼ばれたくない」。現代の中高年は「若さ」「新しいものやコトに敏感」で従来の同世代とは違うと思っていることも分かった。
日本人に人気のスポーツ1位は19年連続でプロ野球、女性はフィギュアがトップ ―中央調査社
スポーツに関する意識調査で、人気のあるプロスポーツの1位は「プロ野球」(41.7%)、2位「プロサッカー」(29.0%)、3位「プロテニス」(22.4%)に。19年連続でプロ野球が首位。
海外ウェディング経験者、親に喜ばれそうな場所は「ハワイ」が圧倒的1位に ―JTB
海外挙式経験者の9割以上が「海外挙式には国内挙式にない魅力を感じている」と回答。その理由として「ハネムーンを兼ねられる」「景色が美しい」に加えて、「親孝行」など。JTB調べ。
ハロウィン人気が上昇、20代女性は3人に1人以上がイベント参加 -リクルート調査
ハロウィンの市場調査をリクルートが実施。今年、ハロウィン行事に参加予定の人は23.9%で、参加意向は増加傾向。特に20代、30代の女性で上昇し、20代女性は3人に1人以上が参加を予定。
ユーザーがアプリを削除する理由、第2位に「操作しにくかった」39% -ジャストシステム定点調査より
ジャストシステムの調査で、ユーザーがスマホアプリを削除する時の状況が明らかに。定期的に使用しないアプリはもちろん、個人情報の登録が求められた時なども削除対象に。
日本交通公社、旅行年報2015を発刊、旅行・観光業界の最新動向を解説
公益財団法人日本交通公社が、旅行市場や観光産業、観光政策などの動向をまとめた「旅行年報2015」を発行。各種統計資料のほか、独自に調査した結果に分析と解説を加えて毎年発表しているもの。
アジア6都市のイベント意識、「クリスマス」「ハロウィン」好きは日本人がトップ ―博報堂
東京とアセアン5都市の行動比較調査の結果、日本(東京)ではクリスマスとハロウィンへの参加率がトップとなった。特に20代女性のハロウィン好きが顕著に。博報堂調べ。
宿泊・飲食業の有給休暇、平均取得日数5.4日で最低、全産業平均は8.8日 -厚労省
厚生労働省が実施した就労条件の調査で、宿泊業・飲食サービス業の年次有給休暇の取得状況、所定労働時間とも全産業で最低レベルであることが判明。取得日数が平均5日台は宿泊・飲食業のみ。
ドイツの外国人宿泊数が過去最高に、2015年7月に単月1000万泊超、日本人は微減傾向続く
ドイツ連邦統計局が発表した宿泊統計で、2015年7月単月の外国人宿泊数が過去最高の1030泊(前年比9%増)を記録。中国・韓国・台湾をはじめアジアパシフィック地区の伸びが顕著に。
人気の海外旅行先ランキング、タイ・バンコクが2位に急伸、宿泊料金の下落率トップはブラジル ―Hotels.com
日本人旅行者に人気の海外旅行先人気1位は前年と変わらずハワイ・ホノルル。2位タイ・バンコクは、平均宿泊料金が15%上昇したにもかかわらず、昨年の5位から急伸。ホテルズドットコム調査より。
世界の都市ランキング2015、東京は総合4位、観光客視点トップはロンドン・東京6位 ―森記念財団
世界の都市総合力ランキング「Global Power City Index-2015」で、東京は8年連続で総合4位となった。分野別では「経済」の指標で1位など強みがある一方で、弱みも明らかに。
大型連休・国慶節に中国人が検索したキーワード、「日本」は倍増、モバイル人気は「北海道」 ―バイドゥ
中国の検索エンジン大手バイドゥ(百度)による調査で、国慶節期間前後に中国人が検索キーワードとして使用した国「日本」が圧倒的1位に。モバイルからのアクセスが急増した状況も。
観光立国への世論調査2015、「経済の活性化につながる」65%、観光庁の名前「知っている」20ポイント増 -内閣府調査
訪日外国人旅行者の増加を実感する人は9割超に拡大。経済活性化の期待が高まる一方、旅行者とのトラブルが増えたという人が4人に1人に。内閣府世論調査より。
政府の観光分析ビッグデータ、外国人旅行者の「滞在」や「移動」のメッシュ分析を新規追加、SNSでノウハウ共有も
政府は産業や観光の分析ビッグデータ「RESAS」に、訪日外国人のデータも追加。SNSサイトも開設し、自治体同士の情報交換やノウハウ共有を促す。全国の高校や大学で地域を考える「出前講座」も。
LINEユーザーに聞いた卒業旅行、「国内・海外のどちらも行く」は24%、平均回数は1.7回 ―JTB
i.JTBがLINE利用者2880名を対象に卒業旅行アンケート実施。卒業旅行に「行く予定がある」または「行ったことがある」のは全体の68%に。思い出に残った旅行先ランキングも。