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渋谷区と新宿区、ハロウィーン期間の路上飲酒禁止を強化、「オーバーツーリズムを防ぐには強力な措置が必要」
10月末のハロウィーンを前に、東京都渋谷区の長谷部健区長と新宿区の吉住健一区長が揃って来街者に向けて「ルールを守って過ごしてほしい」と呼びかけ。路上飲酒について、渋谷区は10月1日から年間で禁止に。新宿区は10月31日午後5時~11月1日午前5時まで禁止する。
観光庁、高付加価値旅行者の誘客で、モデル観光地を追加、「山形」「佐渡・新潟」「富士山麓」に集中的支援
観光庁は、高付加価値旅行者の地方への誘客を目的として総合的な施策を集中的に講じるモデル観光地として、山形エリア、佐渡・新潟エリア、富士山麓エリアの3地域を追加。
カタールが米国「ビザ相互免除プログラム」に参加、イスラム教多数派国では2カ国目、全世界では42カ国目
AP通信によると、カタールが2024年10月1日から米国のビザ相互免除プログラムに参加。イスラム教が多数を占める国では、ブルネイに続いて2カ国目。全世界では42カ国目に。
山梨県「富士山登山鉄道構想」、次世代路面電車の新設で、40年運用の経済効果1.56兆円、雇用効果12万人と試算
山梨県は、富士山登山鉄道構想の事業化に向けた調査結果を公表。鉄道・周辺事業一体で40年運用時の経済効果は累計約1.56兆円、雇用効果は延べ12万273人と試算。
免税制度の不正悪用にメス、観光庁と経産省が制度見直しで事業者説明会、出国時「持ち出し確認方式」へ
令和6年度税制改正大綱に「外国人旅行者向け免税制度の見直し(案)」が盛り込まれたことを踏まえて、免税店などを対象に、見直しの方向性や今後のスケジュール案などを説明する「免税フォーラム」が開催された。
京都市、オーバーツーリズム対策で手ぶら観光を推進、宿泊施設などを巡回する専用バスを運行
京都市は、多くの観光客の来訪が見込まれる秋の観光シーズンに、大型手荷物を携行する観光客を対象に、京都駅を起点に市内宿泊施設などを巡回する専用バス「HANDS FREE BUS」を運行。「手ぶら観光」の推進を目指す。
ギリシャ、アテネ中心部で民泊の新規許可を停止へ、税金も引き上げ、長期賃貸への切り替えには金銭報酬も
ロイター通信によると、ギリシャ政府は2024年9月16日、アテネ中心部3地区で民泊の新規許可を少なくとも1年間停止する。また、短期賃貸に対する税金も引き上げるほか、住宅所有者が長期賃貸に切り替える場合、何らかの金銭報酬を支払うことも検討。
日中韓観光大臣会合、観光交流の協力強化で共同宣言、中国との二国間で観光交流の早期回復へ意見交換も
2024年9月10日と11日、神戸市で「第10回日中韓観光大臣会合」開催。三国間の観光交流と協力の一層の強化、人的交流拡大、地域経済の繁栄と社会発展の促進などで共同宣言が採択。
欧州の人気観光都市で高まる「観光への反発」、今夏は住民のデモが多発、解決策の模索が続く
ロイター通信が、欧州で広がる観光への反発の動きをリポート。地元住民の不満の主な原因は、観光客のマナーの悪さ。SNSの影響で観光地以外でも問題が起きている。各地でデモが発生する事態に。自治体は対策に乗り出すが、その効果は今のところ限定的だ。
山梨県の「富士山の入山規制」、今夏の成果は登山者数2割減に、1日上限を超えた日はゼロ、来夏は静岡県との統一を
山梨県は、今夏実施した富士山吉田口登山ルートの規制について効果検証の結果を公表。期間中の登山者数は前年比18%減。、1日の登山者数が4000人を超えた日はなかった。長崎知事は「可能な限り静岡県との統一が図られることが重要」との見解。
交通空白の現状、ライドシェア導入の先行対応は22か所、鉄道・空港・港湾での「交通結節点」に課題があるのは149か所
国土交通省は「交通空白」解消本部の第2回会合を開催し、地域や観光の足の確保に向けてライドシェアの取り組みに関するこれまでの状況を報告。「地域の足」対策として空白自治体が減少。「観光の足」では、多くの主要交通結節点で「交通空白」に課題があることが判明した。
観光庁、オーバーツーリズム対策を支援する新たな32件を選定、旅行者の平準化、混雑解消、スマートごみ箱、マナー啓発など
観光庁は、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の三次公募について「一般型」32件を選定。旅行者の平準化と混雑解消、スマートごみ箱設置、混雑閑散の可視化、マナー啓発事業など。
イタリア・ローマ、名所「トレビの泉」のアクセス制限を検討、2025年「聖年」で、事前予約制や寄付金徴収など計画案が浮上
ロイター通信は、ローマ市が2025年の「2025ジュビリー(聖年)」を前に、観光客のトレビへの泉の訪問を制限することを検討していると伝えている。3200万人の観光客と巡礼者が訪れる見込み。オーバーツーリズム対策の一環として。
新潟県佐渡市が促進する「二地域居住」と「長期滞在」、持続可能な誘客戦略へ、世界遺産「佐渡島の金山」をフックに
「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録が決定。佐渡市は、それをフックとしながら、関係人口の創出や移住定住につながる「二地域居住」と「長期滞在」の戦略を進めている。その一環として、エアビーとの連携も始めた。
民泊エアビー、ニューヨーク市の民泊規制に改正を要望、施行1年を経て、家賃もホテルも価格上昇と主張
エアビーアンドビー(Airbnb)は、ニューヨーク市が導入した民泊規制について、その効果は表れていないとの主張を展開。ホテル価格や家賃は史上最高額に達しているとしてデータを示した。
観光財源セミナーを取材した、宿泊税の定率制と定額制の違いは? 「定率制」導入の倶知安町の事例など
新たな観光振興の財源を得る手段について関心が高まっている。日本交通公社(JTBF)が開催した観光財源セミナーで語られた宿泊税の導入から使途、成否を左右する「一番のカギ」まで聞いてきた。
ニュージーランド政府、観光税を3倍・9000円に値上げ、旅行者増加による環境の負荷軽減策として
ニュージーランド政府は、2024年10月1日から海外からの旅行者に対しする観光税を現在の35ニュージーランドドル(約3150円)から100ニュージーランドドル(約9000円)に値上げ。
沖縄県の観光産業団体が「宿泊税」導入へ陳情書、「定率3%、県民と修学旅行は免除」を要望
沖縄ツーリズム産業団体協議会は、県が2026年度からの導入を目指す宿泊税について、観光業界としての方向性を取りまとめた。税率は宿泊料金1人1泊または1部屋、1棟につき3%。修学旅行の学生や沖縄県内に住民票を持つ者は課税免除に。
観光庁、外国人免税で消耗品の上限額撤廃、特殊包装の廃止を要望、税制改正で
観光庁は、令和7年度税制改正で「外国人旅行者の利便性向上、免税店の事務負担軽減等を踏まえた免税制度の見直し」を要望。消耗品上限額の撤廃や、免税対象となる「通常生活の用に供する物品」について免税店での判断を不要とするなど。
観光庁の概算要求2025、総額は前年比1.2倍の628億円、新たに「宿泊事業再生支援」や「新免税店モデル構築」など
観光庁は令和7年度(2025年度)予算の概算要求をまとめた。総額は前年度予算比約1.2倍の約628億円。新規要求は、宿泊業再生支援の「観光産業再生促進事業」と「地方部における新消費税免税店モデル構築等事業」。人手不足対策や海外教育旅行の促進も。