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東京・千代田区観光協会、今年の「さくらまつり」はサステナビリティ重視、ボートの事前予約制やカーボンオフセットなど
千鳥ヶ淵などで有名な千代田のさくらまつりが2025年3月12日~4月23日に開催。カーボンオフセットによるライトアップや乗船の事前購入制度、周遊企画など、環境保全やオーバーツーリズムの改善にも取り組む。
JR東海、「京都サステナツーリズム」本格始動、未来の旅のあり方発信する特設サイト、タビナカ体験も販売
JR東海は、「そうだ 京都、行こう。」の新たな取り組みとして、「京都サステナツーリズム」を本格的に開始。京都の「サステナブルツーリズム」を知らせる特設サイトを公開し、未来の旅のありかたを発信していく。
観光庁、オーバーツーリズム対策事業の公募開始、今年は「地域⼀体型」と「実証・個別型」、補助上限額は8000万円
観光庁が2025年度「オーバーツーリズムの未然防⽌・抑制による持続可能な観光推進事業」の公募要領を公表。事業は「地域⼀体型」と「実証・個別型」の2つの類型。受付は2025年2月17日から。
富士山の登山者を位置情報で追跡、人流データから見えた特徴的な行動パターンとは?
捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN社は、2024年夏の富士山入山制限に合わせて実施された人流データを取得する実証実験の結果を公表。分析から見えてきた新たな提案や活用法を提示。
LINEヤフー、マップルと地方創生で協業、自治体の顧客基盤づくりやリピーター創出へ、LINE公式アカウントで
マップルとLINEヤフーは、地方創生に関する「共同取組推進に関する覚書」を締結。LINE公式アカウントを活用した自治体や地域事業者の顧客基盤づくりとリピーター創出に向けた取り組みを共同で推進する。
地域のお手伝い人材仲介「おてつたび」、三重県の百五銀行と提携、取引先の人手不足解消を目的に
お手伝い旅を仲介する「おてつたび」は、三重県の百五銀行と顧客紹介業務に関する提携契約を締結。百五銀行は取引先に対して、「おてつたび」のサービスを紹介し、地域の人手不足の課題解決に繋げていく。
国内大手旅行43社の総取扱額、2024年12月は2019年比で21%減、国内は15%減、海外はツアー離れ著しく
主要旅行業43社・グループの2024年12月の総取扱額は2954億3126万円で、2019年同月比では21.2%減。国内旅行は同14.7%減の1754億1511万円で、海外旅行は同31.6%減の1049億3181万円。
民泊エアビー、2024年通期は増収増益、総予約額は12%増の818億ドル、第4四半期は中国の海外旅行者が予約回復
エアビーアンドビー(Airbnb)は、2024年第4四半期および2024年通期の営業実績を発表。通期の売上高は同12%増の111億ドル(約1.7兆円)、純利益は同24%増の26億ドル(約3950億円)。通期の総予約額は同12%増の818億ドル(約12.4兆円)に。
三菱地所、東京ディズニー徒歩圏の舞浜に新ホテル、4名1室を基本で家族・グループ利用を想定、全750室で2026年1月開業
三菱地所ホテルズ&リゾーツは2026年1月、「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」を開業する。地上14階建て、グループ最大規模の客室数750室となる。
島根県の不動産会社がホテル事業に参入、松江市で新ホテルの運営へ、インバウンド需要に対応
島根県を中心に不動産事業を展開するハウジング・スタッフは、ファーストキャビンHDとフランチャイズ契約。コンパクトホテルの運営サービスに参入する。
米有力誌のホテル格付け2025発表、日本は13ホテルが5つ星獲得、富裕層旅行の傾向は「ウェルネス」「本物の体験」が拡大
世界のホスピタリティ分野の格付け「フォーブス・トラベルガイド」は、2025版の格付け評価を発表。ホテル部門では、日本から13ホテルが5つ星を獲得。東京9軒、京都2軒、大阪1軒、沖縄1軒。
2025年の高級ブランド市場に逆風、中国人観光客の需要低下で、日本と欧州では売上減か ―バンク・オブ・アメリカ分析
ロイター通信は、バンク・オブ・アメリカによる2025年の高級ブランド市場の動向分析をリポート。販売を押し上げる中国人観光客の需要が以前ほどではないことから、日本とEUでは高級ブランドの収益は低下すると予想している。
旅館とホテルの違いが曖昧に、インバウンドにもわかりやすい「旅館の定義」を再考するセミナーを取材した
旅館とホテルの違いが曖昧になってきたなか、日本旅館協会会長の呼びかけで「旅館(RYOKAN)とは何か 旅館の定義について考える」と題したセミナーがおこなわれた。その様子をレポート。
宿泊予約管理トリプラ、米国に子会社を設立、世界市場の開拓へ新たな段階へ
宿泊施設向けにITサービスを提供するtripla(トリプラ)社は、米国と香港で子会社を設立。香港は「tripla Hong Kong Limited」、米サンフランシコは「tripla USA, Inc.」。
IHGホテルズ、日本で新たな福利厚生を導入、有給休暇の業界基準以上の提供や疾病休暇も、人材獲得に向けて
IHGホテルズ&リゾーツは、新たな福利厚生制度「myBenefits(マイベネフィット)」プログラムを日本でも導入。スタッフを仕事とプライベートの両面から支援。次世代の人材確保に向けた取り組みとしても。
JTBとエンタメ企業のアソビシステム、戦略的パートナーシップ締結、インバウンド向け夜の観光を創出、地方誘客へのコンテンツ開発も
JTBとアソビシステムが日本文化の価値創造と、世界に通じるカルチチャー創出と発信を目的に戦略的パートナーシップ契約を締結。自治体やDMO、企業とも共創し、新たな価値を掘り起こし活性化を目指す。
大河ドラマ「べらぼう」ゆかりの地の音声ガイド、江戸の歴史・文化を訴求、東京観光のエリア拡大へ
台東区で大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ゆかりの地の音声ガイドに新コンテンツ。江戸の歴史文化を訴求し、観光客が集中する浅草寺周辺エリアからの分散を目指すねらいも。
東京・丸の内を「浮世絵」で彩るプロジェクションマッピング、周遊促すプレゼント付きスタンプラリーも
東京・丸の内で2025年2月21~25日にプロジェクションマッピング。大河ドラマで注目集まる浮世絵映し出す。スタンプラリー、特別展示など江戸を感じる周遊体験を演出する。
世界で台頭する「ライブツーリズム」とは? 核心となる「感情的共鳴」の意味を考察した【外電】
米旅行メディア「スキフト(Skift)」は、コンサートツアー、自然現象、スポーツ観戦などを目的とする「ライブツーリズム」についてリポート。近年、台頭している新しいトレンドを考察し、今後も需要は高まると分析している。
ウクライナ戦争で、世界で航空機からのCO2排出量が約1%増加、欧州/アジア路線の迂回ルートで燃料消費が大幅増
ロイター通信によると、ウクライナで進行中の戦争によって、航空燃料の消費が大幅に増加。2023年には世界の航空排出量に820万トンのCO2が排出され、世界の航空機からのCO2排出量が約1%増加したことに。