調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
訪日外国人の宿泊者数、三大都市圏が伸長、全体シェアの7割超え、国籍別では中国がトップ -観光庁(2024年6月第2次速報)
2024年6月の外国人延べ宿泊者数は、2019年同月比40.5%増の1347万人泊。日本人を含む延べ宿泊者数全体に占める外国人の割合は26.7%。三大都市圏は2019年同月比で59.7%増の984万人泊。シェアでは73.1%を占めた。
海外留学の費用、1か月あたりの最安はフィリピンで42.3万円、米国は104万円
2024年度版の国別留学費用の実態調査。円安で日本からの留学費用は増加傾向。最安はフィリピンで1カ月あたり42.3万円、最も高い国はアメリカで1か月あたり104.1万円だった。
国内の延べ宿泊者数、2024年7月は9%増、外国人35%増がけん引、日本人は微増 -観光庁(第1次速報)
2024年7月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、前年同月比8.6%増、2019年同月比14.2%増の5915万人泊。外国人が前年同月比38%増とけん引。日本人もプラスに。
紅葉の見ごろ予想2024、全国的に平年並み、9月中旬の「大雪山旭岳」からシーズン開始、「京都・嵐山」は11月23日頃
ウェザーニューズは、「第一回紅葉見頃予想」を発表。今年の紅葉は、平年並の見頃となるところが多い予想。北海道の大雪山旭岳(姿見の池付近)では9月14日頃より見頃となり、東日本の標高の高い山では9月下旬から見頃を迎えると予想。
観光の経済への貢献額2023年実績、トップは米国、日本は4位に浮上、10年後には中国が1位、インドが4位と予測 ―世界旅行ツーリズム協議会
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)のレポートによると、世界最大の旅行・観光市場は米国で、2023年の貢献額は過去最高の2兆3600億ドル(約342兆円)に。日本は2970億ドルで前年の5位から4位に上昇。
観光庁、「インバウンド消費動向調査」の個票データを提供開始、2024年4~6月期調査分から
観光庁の「インバウンド消費動向調査」の個票データの利活用が、官民を問わず可能になる。民間の研究機関も含めて個票データの二次利用ニーズが高まっていることが背景。2024年9月末から。
京都市内ホテルの稼働率、2024年7月は75%、外国人比率は66%に、最大市場の中国は今後も増加の見込み
京都市内113ホテルの2024年7月の客室稼働率は前年同月比9.3ポイント増の75.4%。外国人延べ宿泊数は、前年同月比38.6%増、55万9273泊で、総延べ宿泊者数に占める外国人比率は66.2%となった。市内の主要な旅館24施設における稼働率は47.9%。
コスト上昇を価格転嫁できている企業は78%、転嫁率は44.9%に上昇も重い企業負担
帝国データバンク(TDB)は、現在の価格転嫁に関する企業の見解を調査。コストの上昇分に対して「価格転嫁できている」企業は78.4%。一方、「全く価格転嫁できない」企業は10.9%。「価格転嫁率」は44.9%。前回調査(2024年2月)から4.3ポイント上昇。
中国の海外旅行市場の最新レポート、急回復で2024年は2019年越えか、旅先では体験重視、ビジネス旅行ではブレジャーの関心高まる
ITB中国が最新の中国海外旅行市場の旅行トレンドを分析。旅先での体験を重視し、小規模グループ、セルフガイドツアー、カスタマイズ旅行が増加。ビジネス旅行者の95%がブレジャーに関心。
調査レポート「ウェルネスツーリズム2024」を発表、世界における定義から事例、日本のポテンシャルまで(ダウンロード無料) ートラベルボイスREPORT
旅行と健康意識を組み合わせた「ウェルネスツーリズム」が注目されている。一方で、ヘルスツーリズムやウェルビーイング、医療ツーリズムなどの表現との違いや位置付けがわかりにくいのも事実だ。そこでトラベルボイスが、その歴史から定義、市場規模や海外事例、重要ポイントをまとめたレポートを発行。その概略を紹介する。
旅行のネット支出額は前年比13%増、月間5000円水準で継続 ―家計消費状況調査(2024年6月)
総務省統計局が「家計消費状況調査(2024年6月分結果)」を発表。旅行関係費は4940円で前年比13.3%増と高水準を維持。
日本人の旅行消費額、2024年4~6月は2019年比で7.6%増、1人あたり宿泊旅行支出は25%増 に ― 観光庁(速報値)
日本人の国内旅行消費額は前年同期比14.9%増の6兆4518億円。2019年同期比でも7.6%増。日本人の国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、前年同期比5.0%増の4万4374円(2019年同期比21.5%増)。
訪日客向けの「二重価格」、賛成派が7割、許容できる場所は「文化施設」「自然保護区」が上位に ―Pontaリサーチ調べ
「訪日客向けの二重価格」について国内居住者に聞いた。2回目の調査で、二重価格の認知度は62%。「賛成」は2024年2月調査の58.3%から69.5%に伸長した。
Z世代は旅行計画でも「タイパ」を意識、航空券購入が「出発1週間前」は25%、旅先決定の決め手はSNSが42%
旅行比較サイトのスカイスキャナーは、「Z世代の旅行に関する調査」を実施。旅行計画でも「タイパ」を意識し、SNSで旅行の行き先を見つけて、旅行計画も効率よくおこなう傾向が見られた。25%が「出発1週間前にギリギリで航空券を購入した経験がある」と回答。
米国人旅行者の旅行アクティビティの参加率は平均4回、1回あたり4万円
タビナカの国際会議を主催するアライバル(Arival)によると、2023年旅行中にアクティビティに参加した米国の旅行者が59%に達した。4人に3人が、「アクティビティは旅行に不可欠」と評価。アクティビティ1件あたりの支出額は平均300ドル(約4万4000円)。
中国人の訪日意欲が上昇傾向、再訪への意欲高く、目的トップは「高級レストラン」、舞台鑑賞やスキーなど体験重視
2024年8月の中国人の訪日意欲「インバウンド予報指数」は83.2点。訪日経験者の今後の目的は、「高級レストランを体験する」(73.0%)がトップ。「舞台・音楽鑑賞」「スキー・スノーボード」「スポーツ観戦」なども上昇。
【図解】訪日外国人数、2024年7月は329万人、最多は中国で77万6500人、1~7月累計は2000万人超に -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2024年7月の訪日外国人旅行者数(推計値)は329万人。
【図解】日本人出国者数、2024年7月は4カ月ぶりに100万人超、2019年比では37%減 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2024年7月の日本人出国者数(推計値)105万人。
国内大手旅行43社の総取扱額、2024年6月は2019年比で27%減、海外旅行は依然として37%減
国内の主要旅行業43社・グループの2024年6月の総取扱額は、2023年同月比2.7%増、2019年同月比26.6%減の2916億6253万円。パッケージツアーの合計は、2023年同月比で、取扱額が同8.5%減の553億4546万円、取扱人数が同21.5%減の126万3808人。
ポイント獲得を意識した消費活動「ポイ活」、80%が積極的、主流は頑張りすぎない「ゆるポイ活」、経済圏への意識高く
NTTドコモは、ポイントサービス市場が拡大しているなか、「ポイ活に関する調査」を実施。、15歳~79歳の80.1%がポイ活に積極的も、「ゆるポイ活派」が主流。8割近くが経済圏を意識。